雨田甘夏、目星です。

この引き出しの中に、甘夏のごはんが入ってるのは確かなのです。 なので甘夏、この場所を陣取って、にゃんと言って首を傾げれば、大抵ごはんが出てきます。 簡単なもんですよ。 だけどやりすぎるとちょとしか出てこなくなったり、マジで一粒しか出てこなかったり、甘夏ほんとにお腹が減ってるんだかわからなくなったり... 続きをみる

雨田甘夏、金輪際です。

甘夏、夕方にお昼寝するの、やめました。 甘夏、お昼寝が大好物ですが、お昼寝なんてひとりでもできます。 しかも食後に日向ぼっこしながらでもできます。 だから甘夏、Kさんやシンさんがいるなら極力、遊んだり甘えたりゲームしたりしていたいのです。 甘夏が眠っていたらそりゃ、Ｋさんもシンさんも幸せなお顔にな... 続きをみる

雨田甘夏、審美眼です。

Kさんは元新体操だからなのかもしれませんが、時々変な踊りをします。 ストレッチは毎晩してます。 Kさんはシンさんの100倍体が柔らかいですが、甘夏の100分の1にも届きません。 踊りはダサくて奇妙ですが、手具の扱いは器用です。 特にリボンでピンクボールをくるんとやったらシャリンと鳴るやつなんて、マ... 続きをみる

雨田甘夏、丸裸です。

得てして世の中ってのは、真実とはまるっきり異なる噂がまことしやかに語られたりするわけで。 一般的に甘夏は、首輪も厭うすっぽんぽんで通っているともうのですが、ここへきてなんと、甘夏着ぐるみ説が浮上しています。 甘夏のこのふわっふわの毛は実はすべて被り物で、みんなが夜中に寝静まると甘夏、いそいそと脱い... 続きをみる

雨田甘夏、すやすやです。

以前は甘夏、もう絶対静かな環境で眠りたかったのですが、最近はそうとも限りません。 一番好きなのは、近くでシンさんとＫさんがぼそぼそおしゃべりしてる所で寝ちゃうってやつです。 おふたりさんが時々笑ったり甘夏の寝顔を覗き込んだりするのもいい感じです。 寝顔をお写メされたりもしますが、まぁそういう雰囲気... 続きをみる

雨田甘夏、教官です。

最近Kさんが、ようやく動物の勉強を始めました。 それは甘夏を迎える前に済ませておくべきだったんじゃないかともうのですが、まあやらないよりはマシですね。 なので甘夏、ご本の上で横になりますね。 ねこってこういう生き物ですから。 ページをガブリといきますね。 甘夏と勉強と、どっちが大事なんだって話です... 続きをみる

雨田甘夏、潜入です。

シンクって、水浴びするだけじゃあもの足りません。 やっぱ這いつくばってこそのシンクじゃないでしょうか。 Kさんのお手伝いを頑張るという意味でも、やっぱ底まで知り尽くさなきゃいけないともいますから。 たまに大根の皮とかがへばりついていて、そういうのを見つけると、めっちゃテンションあがります。 カピカ... 続きをみる

雨田甘夏、鶯です。

春眠暁なんとやらですね。 ピーポーだってきゃんきゃんだって、BGMにしかなりませんよ。 ホーホケキョなんてもはや睡眠導入剤ですよ。 どら焼きに根っこ生えましたよ。 ホケキョさんご本人を目目で確認したいのですが、それはまたちょとあとにしますよ。 晩ごはんのあととかにしますよ。

雨田甘夏、嗅覚です。

この前お客さんが来た時、甘夏ちっともビビりませんでしたよ。 ねこにすんごく優しいタイプのお客さんじゃなかったですか。 ねこの気持ちが割とわかってるタイプのお客さんじゃなかったですか。 甘夏お客さんのスニーカーのにおいをお客さんが引くくらい嗅いだんですけど、お客さんは悪いやつじゃなかったですね。 甘... 続きをみる

雨田甘夏、豆系です。

甘夏の前足、そんなに香ばしいですか？ 甘夏あんま、意識したことないですけど。 え、だから、ねこの名前で「きな粉」とかって、多いんでしょうかね。 甘夏はでも、お名前が「甘夏」でほんと幸せですよ。 なんでってだって、アイデンティティってそういうもんでしよ？

雨田甘夏、嵐です。

春です。 春だからこんなに風がビュービューなのだそうです。 これを乗り越えなければならないのだそうです。 夜中じゅううるさくて、朝から超うるさいです。 でもそのおかげで裏の柴はダンマリです。 目目を凝らして偵察しようにも、途中でビビって立ち止まってしまいます。 ついうっかり鳴いちゃったりもします。... 続きをみる

雨田甘夏、アピールです。

春ですね。 懐かしい、匂いですね。 Kさんの沈丁花も咲きましたね。 強烈な日差しが戻ってきましたね。 真夏の太陽よりも無遠慮ですね。 お外に出たら意外とまだ肌寒いらしいですね。 だからお日様、頑張っちゃうんですかね。 それにしても春ってなんだか、自己主張の強い季節だともいませんか。

雨田甘夏、中途半端です。

Kさんまた髪伸ばすんですか？ 短いの、好きだったんですけどね。 伸ばすなら伸ばすで、ちゃんときれいにしてくださいよ。 それか、きっちりまとめてください。 甘夏、今の状態のKさんの髪型、あんま好きじゃありません。 朝はとりあえずワックスつけて、帰ってきたらゴムで縛るかターバン巻くかみたいな、そんな投... 続きをみる

雨田甘夏、武将です。

甘夏は、Kさんの腰痛クッションがお気に入りです。 Kさんがしばらく座ったあとの腰痛クッションがお気に入りです。 ただの腰痛クッションにはいきなりぴょんこしません。 まずはKさんを座らせて、どかしてからぴょんこします。 やっぱある程度あったかいほうが今はいいです。 「信長か！」ってシンさんは言います... 続きをみる

雨田甘夏、落としものです。

Kさんほ毎朝、お化粧をします。 甘夏はすかさず、お化粧ポーチに顔突っ込んで、綿棒をゲットします。 まずはテーブルに落として、Kさんと軽くキャッチボールです。 そのあと床に落としてひとりドリブルします。 甘夏は新しいもの好きなので、ある程度綿棒がモケモケになったら次の綿棒にいきます。 Kさんの足元に... 続きをみる

雨田甘夏、来客です。

シンさんがおうちにいるのにジャケットを着ていたら、そしてKさんが朝じゃないのにお掃除していたら、きっとそのうち誰か来ます。 そんな時、昔は甘夏ケージに入れられてしまっていたのですが、最近はちゃんと家族の一員として、お客様をお迎えしています。 お客様のおもてなしをしたり、お客様のお手伝いをしたりもし... 続きをみる

雨田甘夏、流れです。

甘夏は、キッチンが大好きです。 シンクは甘夏の担当です。 ＫさんがIHでお料理をしている間、甘夏はシンクのお水をチェックしています。 Ｋさんが細ぉくお水を出してくれますから、甘夏はそれを浴びたり舐めたりシンクに広がるお水の輪を見たりして朝の時間を過ごします。 たまにシンさんが邪魔するなとか言ってき... 続きをみる

雨田甘夏、万能です。

甘夏がお掃除機係だというのもありますが、お掃除機のホースって、何かと使えます。 身を隠したり、顎を乗せたり、その中でうっかり眠り込んでしまうことも可能です。 だってホースの形がフレキシブルなのですから。 太さも適当でとにかく落ち着きます。 やっぱり毎日一緒におうちをお掃除しているバディのような存在... 続きをみる

雨田甘夏、見世物です。

ねぇKさん。 そこでリボン持って踊っちゃって、何十年か前の思い出ですか？ Kさんが甘夏の前で踊ってくれても一向に構いませんけどそこ、カメラに映ってますよ。 シンさんに丸見えですよ。 シンさん会社で疲れると、甘夏のこと見て、エネルギー貯めるらしんですよ。 だけど夕方この時間、Kさんも見られてますよい... 続きをみる

雨田甘夏、偵察です。

甘夏には毎日、やらなければならないことがたくさんあります。 夜が明けてきた頃のお外のチェックほど、雨田家の平和と安全のために欠かせないことはありません。 ごはんを食べてちょと眠ったあと、甘夏は一生懸命お外を見ます。 いつもと違うところがないか、視覚聴覚その他を総動員します。 ほんとに骨の折れる作業... 続きをみる

雨田甘夏、トッピングです。

ご存知の通り甘夏は、どら焼きベッドも持っています。 Kさんたちは甘夏に、どら焼きの具になることを求めているようなのですが、甘夏はいつもベッドを潰しちゃいます。 そしてKさんがそれをお膝に乗せたタイミングでぴょんこするわけです。 やっぱどら焼きは、上に乗るのが正解ですよ。 あんこなんかになりたくない... 続きをみる

雨田甘夏、クリームパンです。

甘夏のこと、おいしそうって言われると、ドキドキしちゃいます。 食べちゃうぞって言われたら、ゾクゾクしちゃいます。 Ｋさんたちは割となんでも食べちゃいますから、きっと甘夏のことも興味あるんだともいます。 甘夏はいまのところ、おふたりさんのことを食べてみたいとは考えていません。

雨田甘夏、1歳です。

甘夏って実は、春が来る前には収穫しちゃうらしいですよ。 でもそのままじゃ苦くて酸っぱすぎるから、夏まで置いとくらしいですよ。 そうすると、多少は甘くなるらしいですよ。 シンさんは、甘いものと酸っぱいものとしょっぱいものが好きみたいですよ。 Ｋさんは、苦いものとからいものと臭いものが好きみたいですよ... 続きをみる

雨田甘夏、冬毛です。

胸のあたりが特に、体毛大渋滞です。 甘夏の皮膚ではもう、抱えきれません。 こんなことになるとは、聞いてませんでした。 貫禄って、年齢とか経験とかじゃなくて、毛でも表すことができるらしいですよ。 甘夏ちゃんと、この毛量に合った立ち居振る舞いができているでしょうか。 あったかくなったらこの毛たち、みん... 続きをみる

雨田甘夏、適応です。

甘夏は、初めての体験が好きです。 未知の空間が好きです。 新しいごはんが大好きです。 好き嫌いは特にありません。 好き超好き大大大好きがあるだけです。 なんでも食べます。 だってアレルギーでもない限り、嫌いなごはんとかって言ったら、そのごはんを大好きなねこさんたちに対しても失礼じゃないですか。 甘... 続きをみる

雨田甘夏、タイミングです。

Ｋさんたちがさあご飯食べよう！ ってお箸を掴むと甘夏、おしっこしたくなります。 Ｋさんは一旦食べるのをあきらめて、甘夏のおしっこを取ってくれます。 そしておトイレがきれいになると途端に甘夏、うんちしたくなります。 そりゃ甘夏だっていっぺんに出ればＫさんも楽ちんだろうとはもいますけれど、こればっかり... 続きをみる

雨田甘夏、浅めです。

甘夏だってそりゃ夢くらい見るわけで。 そんなに深く眠ってもいられないんですよ。 急にファッと飛び起きたりもするわけで。 でもそんなとき、すぐ真上にＫさんのお顔があることほど救われることはありません。 心からよかった～ってもえます。 Ｋさんのお膝の上に直接寝てしまうと飛び起きた拍子に体ごとずり落ちる... 続きをみる

雨田甘夏、多湿です。

甘夏があんまりバチバチくるということで、リビングにおせんたを干すことになりました。 そうすると、湿度が上がるんですよね。 だから甘夏、呼吸はしやすくなりますよ、そりゃ。 だけどなんだか見苦しくないですか？ 甘夏リビングは、もっとハイセンスを希望してたんですけど。 でもじゃあ甘夏のお部屋の屋根をバス... 続きをみる

雨田甘夏、ピンクです。

我が家のお庭、通称「猫の額」にお花が咲きました。 沈丁花というやつです。 去年Kさんが苗を買ってきたという、超おチビのお花です。 超おチビのくせに、濃い色の蕾を出してきて、開くと濃い匂いを発します。 目立たないくせに、結構気は強いやつだともいます。 鳥さんも元気に鳴いてますね。 やっぱ春って嬉しい... 続きをみる

雨田甘夏、無益です。

甘夏の前足や後ろ足の、人差し指や中指のお爪を切ったやつが、お米粒の割れたやつと見分けがつかなくなっているそうです。 甘夏は毎日爪とぎを頑張ってますから、お爪も立派になってきました。 甘夏はお米粒に興味はありませんし、白米もいただきませんから、その欠片が甘夏のお爪でもお米粒でもどっちでも構いません。... 続きをみる

雨田甘夏、アキレス腱伸ばしです。

夕方Kさんが帰ってくると、甘夏待ちに待った晩ごはんです。 Kさんはゴツい車に乗ってますから、エンジン音で帰って来たなとすぐわかります。 甘夏ソファから立ち上がり、背中を持ち上げて背伸びです。 そしてテーブルにぴょんこして様子を伺い、「甘夏くんただいまー」のお声でリビングドアに駆け寄ります。 ドアが... 続きをみる