雨田甘夏、温感です。

デロンギの上のサブテーブルが、世の中でいちばんナイスな温かさかもしれません。 デロンギの温かさが世の中でいちばんナイスなものかもしれません。 甘夏のサイズ感にぴったりのサブテーブルが、世の中でいちばんナイスな大きさにもかかわらず、たまにしっぽを垂れさせたくなります。 するとこの上なくちょうどいい温... 続きをみる

雨田甘夏、結膜炎です。

こんな年の瀬に、甘夏の左の目目が、やれ腫れてるだの赤いだのと言って、にゃんこ病院に連れてかれようとしています。 大丈夫です。 甘夏さっき、生ゴミの袋に顔をつっこんだあと、お鍋のサラダ油をぺろりんちょして、鶏むね肉から出たお汁を舐め舐めしたその舌を使ってお顔を洗いました。 今はちょと腫れていますが、... 続きをみる

雨田甘夏、長男です。

あれ？　お前。こんにちは。 会ったことありますよね。 甘夏のことわかります？ あ、覚えてます？ え？　この家に住むことになったんですか？ あー、別にそこまで嫌ってわけでもないですが、ここ甘夏のお家なんでね。 ちょとKさんにも聞いてみないと。 へぇーKさんはいいって言ったんですか。 そうですか。 そ... 続きをみる

雨田甘夏、我が家です。

甘夏は、家を持っています。 誰が呼んだか通称チョコミントハウスというやつです。 やっぱ帰る場所があるっていいですよ。 甘夏の好きな場所はいくつもありますが、ふとした時に身を寄せる、あるいは隠れる、またはぼんぼりの中の鈴を鳴らす、更にはハンモックへの踏み台にする、などなどの役割を果たしてくれる家って... 続きをみる

雨田甘夏、残し毛です。

Ｋさんは、お掃除が好きです。 拭き拭きが好きです。 そしてお布巾の拭き取った面を見ては、「甘夏くんの毛が付いてるー」とか言って騒ぐのです。 当たり前じゃないですかねこ飼ってるんでしょ？ ですがこの間、なんと電子レンジの中を拭き拭きしたら、またしても甘夏の毛が付いてきたのだそうです。 甘夏さすがに電... 続きをみる

雨田甘夏、救助です。

甘夏はまた、新たな高みを見つけ、目指し、そして制覇しました。 この達成感といったらありません。 最高です。 もちろんＫさんやシンさんの目の前でやって見せました。 「すごーい」、「かっこいー」と言われるのがもちろん誇らしくて気持ちいんですが、誰かがぴょんこボックスで迎えに来てくれなければ、ひとりで降... 続きをみる

雨田甘夏、自立です。

甘夏は、誰かを頼るような生き方は、しない主義です。 ふみふみもしませんし、シンさんやＫさんのお布団に潜り込んで寝るなんてこともしません。 お腹が減ったらごはんを要求し、寒くなったら暖を求め、運動したくなりゃはっちゃける、という、自由な生き方を良しとしています。 だからシンさんの脛にスリスリしたり、... 続きをみる

雨田甘夏、数字です。

あと30分でシンさんが帰ってくるよとか、晩ごはんまであと1時間だよとか、甘夏そういうの、好きではありません。 すぐください待てません。 ていうか、ちょと待ってねとか、もうすぐだよとかのほうが、甘夏安心できます。 なぜってあと何分とかあと何秒とかって、本当に全員に絶対的ですかって話なのです。 そんな... 続きをみる

雨田甘夏、小春です。

冬の晴れ間っていいですね。 曇りの日も雨の日も好きですが、晴れもやっぱりいいですね。 高いところにぴょんこして、お外眺めてダッシュして、走り回ってかくれんぼ、ネズミもボールも綿棒も、みんなまとめて追っかけっこするんです。 はしゃぎすぎてくたびれて、夜中は熟睡するんです。 おふたりさんも寝てるから、... 続きをみる

雨田甘夏、ハーモニーです。

どうして日本のアイドルって、ハモらないんでしょうかね。 ハモれないんでしょうかね。 アイドルってなんなんですかね。 それにひきかえ歌謡曲はいいですよね。 哀愁漂って、Kさん一瞬で泣いちゃいますよね。 するとなぜか甘夏、カリカリもらえるんで、やっぱ歌謡曲、いいともいます。

雨田甘夏、大音量です。

甘夏は時々、とてもおっきなお声を出します。 それはどれくらいかというと、自分でもびっくりするくらいです。 それはシンさんかKさんを呼ぶときにだいたい出るのですが、「どーこー？」と切なくなるとつい、お声がおっきくなってしまうのではないかともっています。 あとは、「ねえー」、「あのー」、「お腹減ったん... 続きをみる

雨田甘夏、甘<夏です。

甘夏には、それこそ腐るほど呼び名があります。 ぴょんこ太郎とか、かわい子ちゃんとか、もふ山さんとか、それこそ腐るほどです。 なっつあんとか、なつおくんとか、なつのすけとかもあります。 でもなぜか、甘のほうはあんまいじられません。 あまにゃん程度ですね。 ま、いんですけどね。

雨田甘夏、解除です。

この家の家電には、やたらとチャイルドロックが付いています。 3秒長押しとかいうあれです。 甘夏はチャイルドではありませんので、もちろんそんなものは通用しません。 甘夏がぴょんこしたら、3秒どころかもっと結構踏んでいます。 ですが踏みっぱなしだとバカみたいに強風が出てくるマシンがあって、マジビビりま... 続きをみる

雨田甘夏、スタッドレスです。

Kさんは、タイヤを冬用にしたらしいです。 甘夏も、肉球を冬用にしたほうがいいでしょうか。 なんか寒くってダメですね、最近。 雪とか降っちゃったりして。 甘夏の肉球もちょと固めになってきて、滑りやすいんですよ。 だからあんま動かないようにしてるんで、滑って転ぶことも、実はほぼないんですけどね。

雨田甘夏、重宝です。

甘夏はおうちを持っています。 みずいろのおうちを持っています。 色んな使い方があるおうちだとはもっていましたが、タワーから飛び降りるステッピングストーンにぴったりです。 お屋根が広くて安定性が抜群です。 もちろん隠れたり休んだり、意外とお爪とぎできたりもするんです。 お鈴を鳴らしたりとかね。

雨田甘夏、抱っこです。

冬の朝といえば、Kさんのお膝ではないでしょうか。 冬の夜といえば、シンさんのお膝な訳で。 お膝の上で丸くなるとあったかくて気持ちがいいです。 脚を踏ん張ってみると背中が伸びて最高です。 なのでおふたりさんには、甘夏の体を両腕で抱え込むようにしてほしいわけです。 あごのせもしたいですから。 腰をかが... 続きをみる

雨田甘夏、乾燥です。

Kさんに買ってもらったタワーを登ると、ご褒美にハンモックが用意されています。 お隣さんの塀よりも高いので、お外がよく見えます。 エアコンの吹き出し口の真ん前なので、あったかいです。 あったかいのは好きですが、温風を浴びるのは大っ嫌いです。 だからって床に降りると寒いのです。 しょうがないのでハンモ... 続きをみる

雨田甘夏、切火です。

いってらっしゃいのときに、火打石でカチンカチンするやつ、たまにいるじゃないですか。 あれってなかなか粋ですよね。 我が家の場合はなぜか、コロコロなんですよ。 暗めのお洋服着てる時なんかは特に、お洋服の上からコロコロするんです。 それって全然粋じゃないです。 なんか粋じゃないから甘夏コロコロに噛み付... 続きをみる

雨田甘夏、引っかかりです。

Kさんの手手だってそりゃたまには舐めますよ。 カリカリの風味が残っている間はひとしきり舐めますよ。 うっかり指まで舐めますよ。 だけど今って冬でしょう？ 乾燥していてガサガサで、甘夏の舌が持ってかれることがあるくらいです。 いったいどっちがねこの舌かわからないくらいなんです。 絆創膏貼ってる指もあ... 続きをみる

雨田甘夏、センスです。

Kさんは、ご本を読むのが大好きです。 読書の折は、甘夏ご一緒しますからよく知っています。 Kさんは主に、フィクションが好きみたいです。 でもKさん、そのご本、できあがるまでに何年かかったともってるんですか？ なんでそんな一気に読んじゃうんですか？ もっと大事に味わったらどうなんですか？ いっそKさ... 続きをみる

雨田甘夏、根津さんです。

甘夏のいちばんのお友だちといえばねずみ色のネズミさんですが、Kさんはたまにこいつのことを甚八と呼びます。 なんでかはわかりませんが、でもなんだか響きがいいです。 甘夏も、「待てーねずみ色のネズミさん」といって追っかけるよりも、「おい甚八」とやったほうが、調子が上がります。 というわけで今日もちょい... 続きをみる

雨田甘夏、野宿です。

知ってました？ 新聞って、意外とあったかいんですよ？ ふかふかお布団ですか？ あれもあったかいかもしれませんが、あの爪に絡みつく感じが嫌なんですよ。 その点新聞は、乗っかるもよし、包まるもよし、引っ掻くも噛みちぎるもよしなのです。 何よりも頭上にはKさんがいるのがいんですよ。

雨田甘夏、物憂げです。

やっぱ顎かかれると、こういう顔になっちゃいますよね。 逆にむっつりキープできるねこさんとか尊敬しますよ。 気持ちよすぎると、気持ちいを通り越してもう、どうでもよくなっちゃったりするじゃないですか。 そういうことですよつまり。 かまってもらってるからこその気持ちよさだっていうのに、あぁもうひとりにし... 続きをみる

雨田甘夏、身支度です。

Ｋさんは、ここぞというお仕事の時、スーツでビシッと決めて行きます。 それは別にいんですけど、どのスーツにどのインナーを合わせてお靴はどれでっていう衣装合わせが長すぎませんか？ これをお仕事の日の何日か前にやるのですが、甘夏もっと追っかけっことかして遊びたいのに、鏡の前から動きません。 毎日ビシッと... 続きをみる

雨田甘夏、定型です。

後頭部ファンの皆様こんにちは。 毎日甘夏、Ｋさんのお膝で寝ています。 冬だけですけどね。 時間にしてぴったり40分だそうです。 甘夏別に時計は見ていませんが、Ｋさんが密かに計っていました。 甘夏の肉球とＫさんの腿が同じ温度になれば甘夏眠くなった証拠です。 甘夏の肉球のほうが熱くなったら甘夏既に寝て... 続きをみる

雨田甘夏、祖先です。

甘夏この間、ネットで甘夏そっくりなやつを見ました。 そいつはしっぽがしましまのところまでおんなじのブリでした。 甘夏本当はマンチカンですが、マンチカンといってもいろいろあるわけで。 ブリといってもみんながみんなブルーってわけじゃないわけで。 甘夏みたいなクリームマッカレルタビーアンドホワイトのまあ... 続きをみる

雨田甘夏、料理男子です。

Ｋさんは、お料理が好きです。 凝ったこととかしたいみたいです。 なので甘夏が、キッチンに入るのが鬱陶しんだともってたのですが、実は嬉しんだそうです。 甘夏と一緒にお料理するのが楽しんだそうです。 よかったです。 「そっち熱いよ」とか、「そこ危ないよ」とか言うのは、むしろシンさんへのアピールだったみ... 続きをみる

雨田甘夏、七変化です。

甘夏は、可愛くもかっこよくもなれます。 寝息もたてられますし、いびきもかけます。 しゅるっともいけますし、ドタッともできます。 少女の顔もできますし、おっさんの表情もお手の物です。 けれども大事なのは、どんな甘夏だとしても、Kさんはメロメロだということです。 シンさんもメロメロだということです。

雨田甘夏、セブンです。

甘夏は、かいてもらうのが大好きです。 喉がいちばん大好きです。 無意識のうちに下顎が出てきちゃいます。 耳の後ろも大好きです。 無意識のうちにイカ耳になるのがちょと恥ずいです。 だって気持ちいんだからしょがないじゃないですか。 うっとり寝そうになっちゃって、でも気づくと後頭部からアイスラッガーみた... 続きをみる

雨田甘夏、重量です。

あれ？ これ耐荷重5キロですよね？ ハンモックもう斜めってません？ 甘夏が飛び乗るからですか？ 飛び降りるからですか？ いっぱい食べるからですか？ 息止めてろってゆんですか？ え？ あ、こんなもんなんですか？

雨田甘夏、節操です。

甘夏は、ちょいちょいが好きです。 というか、上に載ってるものはちょいちょいと下に落とすべきだともってる者です。 ぶたさんは真っ先に、落っことすべきではないかともっています。 ビンの蓋や、コースター、ボールペンなどは次に落っことすべきものであるはずです。 そして最後に落っことすべきものはといえば、液... 続きをみる