ムラゴン ホーム
たまにシンさんが急にお掃除をおっ始めることがあります。
滅多にないので甘夏たちもお手伝いします。
もういらないものがザックザック出てきて、それらはKさんの手にかかるとなんと売れちゃうんだそうです。
売れたお金でシーチキンとかも買えるんだそうです。
Kさん、このチュパチュパした綿棒もう要りませんので、売ってシーチキン買ってもらえませんか。
Kさんがまた変なもの買いました。
大体Kさんは、流行ってからだいぶ経って思い出したようにお買い物する傾向があります。
猫ヨガは甘夏たちも好きでしたが、このローラーは食えません。
ごろごろのたうちまわって、甘夏たちのしっぽ踏んづけかねません。
Kさんの事なんでどうせすぐ飽きるともいますが。
シンさんがいつまでも家にいると、いつごはんが出てきても対応できるようにと身構えて、なかなか眠ることができません。
いつもはシンさんにいってらっしゃいをしたら一眠りするのですが、調子が狂います。
ごはんまだですかまだですかなんでいるんですかとかいってまとわりつくと、シンさんがネズミさんを出してきたり追っかけっこ始めたりするので、ますます寝られません。
このようにして、シンさんがお休みだった日は夜じゅう泥のように眠ることになります。